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酵素と酵母の違いを成分や働き・効能の観点から解説

最近、酵素と酵母が含まれた健康食品に人気がありますが、よく似た言葉なので違いがよくわからない方もいらっしゃるのではないでしょうか。

言葉がよく似ているので同じようなものと思ってしまいますよね。

ここでは、酵素と酵母にどのような違いがあるのか、どんな成分や働き・効能があるのかについて解説していきます。

酵素と酵母の関係性

酵素と酵母とは異なるものであるのですが、関連性があるのも事実です。
2つの関係性について理解するためには、まず酵素と酵母がどういうものであるかを理解する必要があります。

●酵素とは

酵素とは、人の体内で発生するさまざまな反応を促進する働きのあるたんぱく質です。
酵素には、食べ物に含まれる栄養素を吸収するのを助けたり、人体に必要でないもの・老廃物を体の外へ出す働きがあります。
人の他にも動物や植物、微生物の体内にでも酵素は必要で欠かせないものとして作られているのです。

●酵母とは

酵母は、楕円形をした微生物で、出芽により増殖していきます。
大きさは5~10ミクロンなので、目で見ることはできません。
土壌、水中、植物の葉や花の表面、動物の皮膚や体内などあらゆるところに存在しています。
発酵で糖分をアルコールにする働きがあるため、酒・味噌・醤油・パンなどの発酵食品を作るのに利用されます。

●関係性

以上のように酵素と酵母は異なるものですが、この2つには深い関係があります。
酵母には、酵素の働きをサポートしたり酵素を作り出す働きのほかにも、さまざまな働きがあるのです。
酵母は生き物であり、動植物と同じように体内で必要な酵素を作っています。
つまり、酵母を含んだ食品を食べるだけで、酵素も摂取することになるのです。一石二鳥というわけです。

酵素と酵母は一緒に摂取すべき?

ここまでで酵素と酵母の関係性ついてご理解いただけたかと思います。
では、酵素と酵母は一緒に摂取した方がいいのでしょうか。

酵母の中に酵素が存在しているのであれば、酵母だけを摂取するだけでもいいと考える人がいるかもしれません。
ところが、酵素の弱点を酵母が補ってくれるため、酵素と酵母は一緒に摂取する方がより効果が出るのです。

酵素は熱や酸に弱いという性質があるため、体内に取り込むと壊れてしまい効果が出なくなることがあります。一方で、酵母の中でも天然酵母は食物繊維などでできた壁が熱や酸に強いため、体内に入っても壊れることなく効果が出るのです。
しかも天然酵母にはたくさんのビタミンやミネラル、アミノ酸、βグルカンが含まれていて、腸の働きをサポートする効果があります。
健康維持のため酵素と酵母は一緒に食生活に取り入れて、摂取することをおすすめします。

どうやって酵母を取ればいいのか?

酵母の取り方についていくつかご紹介します。

●サプリメントとして摂取する

ほとんどの場合にサプリメントとして摂取します。
酵母を含んだサプリメントとしてよく知られているのがビール酵母サプリで、このほかにもさまざまな種類の酵母サプリがあります。
また、別の成分と組み合わせることで、酵母の高い効果が期待できるサプリメントもあります。サプリメントというと錠剤をイメージしますが、ドリンクタイプのサプリメントも販売されています。

●摂取するタイミング

酵母を摂取する場合に注意しなくてはならないのが、摂取するタイミングです。
酵母サプリによっては、食後と記載されているものもあれば、おなかが空いたときに摂取すると書いてあるものもあります。

酵母は水といっしょに飲むことでおなかの中で膨らんで満腹感を感じるようになり、食べる量を少なくできます。
ダイエットを目的とする酵母サプリの場合、おなかが空いた時に摂取するのが効果的です。また、酵母に含まれているクロムというミネラルには、空腹感を抑制する働きがあります。

食後に取ると記載してある酵母は、糖分の吸収が関係しています。
食べ物を食べると体内の糖分は増加するのですが、そのタイミングで酵母を摂取すると血液中の糖分は分解されて脂肪に変換されなくなります。体内で脂肪が蓄積されずダイエット効果が期待できるため、食後に取るようにと記載してあるのです。
また、食後に酵母が腸の状態を調整する働きがあり、消化不良を起こしにくく便通がよくなります。

自分の目的に合った酵母を選んで、記載されているとおりのタイミングで摂取するようにしましょう。

●摂取の仕方を工夫する

どんな健康法でも続けなくては効果がないので、酵母の摂取の仕方も自分に合うように工夫することが大切です。自分に合った摂取方法であれば、毎日続けられ効果が出やすくなります。

摂取する際の注意点

酵母を取る際に気をつけるべきことがいくつかあります。

酵母は生き物であり、活動するのに最適な温度というものがあります。
酵母の働きが最も活発になるのは25℃前後といわれています。マイナス10℃以下になるか60℃以上になると酵母は死滅してしまいます。低温の場合よりも高温の場合の方が酵母の死滅するスピードは速いのですが、摂取するまで保管しておく場所に注意しなくてはなりません。生き物である酵母ができるだけ長生きできるように、冷凍室や高温の場所を避けて保管するようにしましょう。

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